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前回、悩んでいるようなことを書いたばかりですが、
あんまり深刻になってないかも〜。

だって、もう、「病んでいたわたし」に後戻りなんてできない。

人と関わるのが好き。
どんどん学びたい。
そして、人の役に立ちたい。


それが本来のわたしだもの。
人を求めることも、学ぶことも、仕事をしていくことも、止めようがないわ。



と同時に、

家族にとって、替えのきかない「妻」として、「母」として、
わたしにとっても絶対的に大切な家族に、
どの瞬間も、あふれんばかりの愛情を注いでいたい!家族を満たしたい!!


これもまた、わたしの心からの願いです。



・・・だから、どっちも ちゃんと 大切にすることにしました!




家族の中で、愛情を伝えるのがいちばん簡単なのは、今のところ、一番小さな 娘。
まだ3歳になったばかりの、かわいい盛り!!
しかも、春からは幼稚園へ行ってしまう・・・。
四六時中 一緒にいられて、四六時中 わたしを必要としてくれるのは
彼女の人生の中で、あと4ヶ月!?

おのずと、ラブラブしちゃいます。

彼女とは、朝から一緒にあそびながら、一緒に家事を片付け、
お弁当をもって公園で心行くまで楽しんで、
帰宅したら一緒におやつをつくり、
お昼寝の前には、絵本を読んで・・・

というスタイルが定番になりそう。




性格的にも、年齢的にも、娘より ちょっと距離がひらきがちだったのが、7歳の息子。
本も一人でガンガン読むようになったし、身の回りのことも一応は自分でできるようになって、
さいきん あまり手をかけていなかったな。
生活態度や妹との関わり方について、小言も多かった。

これらを反省して、

朝から晩まで、本人が嫌がらないかぎり、世話を焼く!
朝 起こすのもスキンシップを楽しみながら。
寒くて布団から出られなければ、着替えを布団の中につっこんであげる(笑)
今までケチってつけてなかった暖房も、食事までの数分はつけて暖めてあげよう。
寝起きが悪ければ、ココアをサービス。
支度がおそいときには手をかして、ごはんもおにぎりにして、食べやすく。

通学途中までの「送り」は、2年生になるころには拒否されちゃうかな?
それまでは今までどおり、手をつないで、話をききながら、二人きりの時間をたのしもう。

帰宅したら「おやつの前に、宿題!!」なんて言うのはやめて、
彼の喜ぶ顔を思い浮かべてセレクトしたおやつを一緒に楽しもう。
手を抜きがちだった、おやつの手作りも、娘と一緒に復活しよう。
ときには彼もおやつづくりに参加できるように、支度しておいてあげよう。

本ももっとたくさん一緒に読もうね。
ペーパークラフトも好きだよね。

2ヶ月以上前から、クリスマスを指折り数えて楽しみに待っている彼のために、
「アドベントカレンダー」も作りました♪
中には、用意されていた「ツリーの飾り」を、ときおり裏にアルファベットを書いていれました。
そのアルファベットに応じて、福引式に、ちょっとしたギフトを用意しています。
キャンディーやチョコレート、それに100円ショップで買ったコンパスとかね。

月に1度、自習教材を持ち込んで勉強する 自学自習の「勉強会」には、
「ハハモン」を作って持たせてあげましょう。

ハハモンっていうのは「母問」。
自分のこどもに合わせて、お母さんが、子どもを登場人物にしたりしてつくる問題です。

メルマガ・子育て本で「親力」を説いて有名になられた 親野智可氏の本



に具体的に紹介されています。

前々から「いいなあ」とおもいつつも、
なかなか問題作成に時間をさかずにきたけれど、「母問」、作り始めました。
これがなかなか楽しい!

コラムとして、わたしの失敗話や伝えたいことなどの小話を織り込んでみたりして・・・。
とてもいいコミュニケーション・ツールになると思いました。
自分のことを語るのが苦手な子だけれど、
わたしからの質問に答えながら、ちょっとずつでいいから、心を開いていってほしいな。





最後に、どうしても後回しにされがちな 夫。
彼とは、毎日顔を合わせていながら、二人して家事や子どもの世話に忙しく、
また会話で盛り上がってきたというときには必ず、やきもちやきの娘が邪魔しに入ってくる・・・。

彼に愛情を伝えるには?
と考えてみた。

彼のお昼ごはんをちゃんと用意しておく
(彼は在宅勤務です。このところ、わたしが娘と公園から帰るのが遅くて
待ちきれない彼は、インスタント食品で済ませたり、ファストフード店に走ったりしていました)。
朝、自分と娘のお弁当をつくるときに、彼のお昼も用意して、
出かける際には、メニューと料理の在り処のメモ、それに食器を、テーブルに並べる。

片付け、掃除をもっと頑張る。
うちの状態が、彼の目に余るから、いつも彼は「手伝わざるをえない」気持ちになって
せっせと動いてくれてるんだものね。
食卓と流しは、いつもきれいに。掃除機も、出かける前にはかけるように。(え?当たり前?)

お酒と、おつまみは切らさずに。
ときには子どもに合わせたメニュー以外にも、手作りのおつまみを用意しよう!

そして、子どもに対するのと同様に、
世話をやくことを楽しもう。

子どもたちを おばあちゃんに頼んで、
二人で映画を観にいったりもしたいね〜☆




主婦としての暮らしを、丁寧に見直してみたら
そこには楽しい要素が満載でした。

食事・デザート・おやつづくりは、家族が喜んでくれると とっても嬉しい。
毎日の片付け・掃除が(わたしなりに)ちゃんとできると 自分自身きもちいい。

子どもたちとの濃密な時間は、子の成長とともに減っていくことを思うと
今の毎日が とてもとても大切に思えるし、

それを大事にしながら、いっしょに楽しんでくれる人が旦那さんだなんて、
この上なく幸せなこと☆



自分のこと(ホメオパシーの勉強)しているときも
家族との暮らしのために心を砕き、手間をかけているときも、
お友達と交流しているときも、
どれもこれもが楽しくてしかたないわ!!!

この週末は、ホメオパシー・スクール、半年に1度の課題提出日で、
連日連夜、せっせとお勉強をしていました。

ブログ更新が滞っていたのは、そのせい・・・
ともいえず、逆に、もう一つのブログ「ホメオパシーで 世界は変わる!」のほうは
ガンガン更新していました。

学ぶと、得たものを整理して根付かせるために、書きたくなるんですよ〜。

ホメオパシーになじみがない方むけの記事もアップしていますので、よかったら覗いてみてくださいね♪
(ちなみに、あちらのブログ、ブログランキングでなんと8位にランクインしました!!一瞬でしたけどね^^)




そうやって情熱を傾ける一方で、
小さい子どものいる家庭の母親として、みんなの活動時間は「母」としての役割が。
「勉強は、もっぱら夜間、こっそりと」頑張りながら、
「その疲れを家事育児に持ち越すまい」とも頑張ってきました。
なにしろ、夫は、わたしの気持ちが家庭の外に向かうことに、否定的なのでね・・・。

わたしなりに、両立を頑張ってきたし、
日々紹介される、魅力的なセミナーや書籍購入も、涙をのんで見送ってきたのですが、

「世界を代表するホメオパスの一人、ジェレミー・シェアーのセミナー」

ばかりは、見過ごすことができませんでした。



で、恐る恐る、夫に相談。

「東京でこんなセミナーがあるの・・・。」



もちろん、予想通り、大反対されました。

「月に2回の授業、という、入学当初の話と違うじゃないか!」と。



でも、いろいろと彼の気持ちを聞けて、よかったな。
それに、わたしも、自分の気持ちをよりはっきり自覚する機会になったし、
今後、夫婦間・家族のあり方を、より良いものにしていく契機にできそう。



交渉の結果としては、

「セミナーは3日間あるけれど、1日だけ、日帰りで参加する。
そのかわり、1月の通常の授業はお休みする。」

ということで落ち着きました。



実は、関東の実家の母からは
「子どもたちも連れてきたら、みておくよ。3日間でもOK!」
と言われているのだけれど・・・

夫が問題にしているのは「自分が子守をさせられる」ということではナイものね・・・。

彼の抵抗感の中心は、わたしが仕事をしたがっている、ということ。



彼自身は「仕事よりも家庭」という価値観をもっていて、
それをわたしにも求めているのです。

「夫婦で、互いに支えあっていくことをしたいと思っている。
小さい子どもがいて、たいへんだと思うから、自分なりに、支えようと頑張ってきた。
仕事上の飛躍以上に、家族を優先させることもあった。

なのに、俺が支えれば支えるほど、君が、外を向いていってしまう。」

と言われてしまいました・・・。



う〜ん。。。悩ましい。。。本当のことだけに、ね。。。

もともと、わたしは仕事が大好きな人間だったから・・・。

過去10年ほどは、内面が病的な状態で、表へ出て行くことができなかったから、
家庭内のことを「私の仕事」と認識して、あれこれ頑張ってきたのだとおもう。

それがもう、人が怖くなくなって、接するのが楽しくなって、
人の役に立ちたい気持ちが戻ってきてしまった今、

家の中だけにこもっていることなんて、できないと思う。




彼にとっては、病気の状態のわたしのほうが、都合がよかった。

病気の状態のわたしにとっても、家庭的で安心を与えてくれる彼が、絶対的に必要だった。



さあ、健康になってしまった今・・・これから、どうする・・・?





「失業(1)」「失業(2)」「失業(3)」ときて、今回のこのエントリーです!

ひっぱるね〜(笑)



で、前回、もったいつけてお見せしなかったママ友からのメールですが、
こんなん↓でした!!



「UT君が先生に言ってくれて飼育係復活したんやね!!スゴイ!!かっこいいなぁ〜
(中略)
UT君、○組のヒーローだね!!」



えええ〜〜〜っ!?

何?なに?ナニ? What happened !?



わたしとしては、UTに、「虫かご持って帰らなかったの?」という問いで、
何気に今回の件について質問したつもりだったんだけど・・・

UTったら、な〜んにも教えてくれなかったよ!?

「話したくないのね、そんなに事態は改善していないってことね・・・
なら、いいわ・・・。深追いはしないであげる」

っていう、わたしの気遣いは、ただの早とちり!?

ていうか、UTは、わたしがこのテーマについて質問してるってことに、気づいてないわけ〜!?



というわけで、またまた消灯後、さりげな〜く(本当か?本心はめっちゃ興味津々!)
聞いてみました。

「ねえ、UTくん。飼育の本、先生に紹介してみた?」(←やっぱり、遠まわし・・・)

「うん?あ!あのねえ!
先生のおうちに、よく似た感じのがあるんだって。全部、何度も読んだんだって!
だから今度持ってきてくれるって!
・・・UTのを全部読んで飽きちゃったら、先生のと取替えっこしちゃったりして〜。
くふふ〜・・・」


あぁ・・・本好きUT・・・。
話が逸れていってしまった・・・。



「で、教室の虫は?どうしたの?今日は餌やった?」
(←なぜか、まだ遠まわしなわたし。)

「うん?
あ〜、虫かご洗ってもらって、きれいになったしなぁ〜・・・ごにょごにょ(独り言)」


ほんっと、UTって、聞いたことに答えない・・・。
よくて、聞いたこと”だけ”答えるのみ・・・。

もっと話したいこと、あるんじゃないの?
それとも、さっきのメールは、何かの間違い?

「ねえ、先生に、虫育てるの続けたいって、言えた?」


ズバリ核心をつく質問を投げかけてみたら、ようやく、
「ああ、そうそう・・・」というかんじで話し始めてくれました。

なんで〜?
そんなに重要なことだとは思っていないってこと?

その話の内容も、あっちこっちへ寄り道して、なかなか要領を得ないものでしたが、
まとめると(&さらに後日、お友達から聞いた話を総合すると)こんな内容でした。



休み時間に、UTは先生へ次の趣旨のことを言ったそうです。

「最初は誰でも失敗する。
でも、それから、上手になっていくのだから、
みんなに虫を育てさせてあげてください」 
 
(←いつも微妙に「上から目線」なんだよね・・・汗)


すると先生は、事の発端となった「カエルを砂まみれにさせて死なせてしまった2人」に、
「大事に出来ますか?」と聞いてくださったらしいです。

その子達は「できます!」「飼いたいです!」と答えたそう。

すると先生は、「いいですよ」と言ってくださり、
その場にいた、UTと同じく飼育係を楽しんでいたYちゃん(この前、宿題を届けてくれた女の子)たちは、大喜び!

そしてその後、給食の時間になって、
先生が、このことをみんなにお伝えになり、
「みなさん、大事に飼えますか?」だか「大事に飼いましょう」だか言って、
生き物解禁となった・・・

のだそうです!!

Yちゃんによると、「みんな、喜んでた!!」
「だってY、生き物禁止になったとき、泣いちゃったも〜ん」
「UTくんが言ってくれて、めっちゃ、うれしかった〜〜〜!!」

って。

Yちゃんって、いいな。なんでも素直に話してくれて。
感情表現も素直で豊かだし・・・
彼女を通じてだと、学校の様子が手に取るようにわかるわ。

・・・と、よそのお子さんをうらやんでる場合じゃないか。


UT、すごいじゃん!! お手柄だわ!!

よかったね!!!


と、母の感動を伝えました(時間を戻して、消灯後の布団の中、ね)ところ、UTもちょっと照れて

「うん・・・そう?
でも、みんなが喜んでくれて、よかった・・・。えへっ。
・・・ていうか、ママ、いつまで話てるんだよう。眠れないじゃないか!!」


だって。ごめん、ごめん(笑)


「みんなが喜んでくれてよかった」
、か・・・。
UTの口から、そんな言葉がきけるようになったか〜・・・。

なんだか、「生き物解禁を勝ち取った」のにプラスして、
仲間の喜びを自分の喜びにできるようになった、UTの成長が嬉しいよ。


「暗がりで そっと涙を ぬぐう母」

お粗末さまでした〜〜〜!!

(完)

2010.10.30 失業(3)
エントリー「失業(1)」と「失業(2)」のつづきです。


火曜日を丸一日、高熱で過ごしたUT。
水曜日は丸一日、熱がでないものの、腹部の寒さを訴え、頻尿とスタミナのなさが目立ちました。

夜には、前回書いたように「もっと小さい子が読みやすい飼育の本」をネット検索・・・
いいのが見つかりました!!

そして木曜日。
前夜に、登校する気まんまんで学校の準備を終わらせていましたが、
わたしとしては、完全復活していないのが気がかりで、
「眠れるだけ眠たらいいわ。登校するにしても、ゆっくり準備して、遅刻していけばいい」
と、あえて起こしませんでした。

でも遅れて起きてきたUTは、「1時間目に観るTVを観たい〜」と言い、
そこそこ(UTにしては)準備を急いだようです。

「いい本が見つかったよ。UTが前に学校に持っていってる
水の生き物のシリーズで、虫のもあるんだって!
だから、あれを先生にお見せして、紹介したらいいね!」

と言うと、UTは顔を輝かせて、はりきりました。

厚着させて、教室まで送っていくと、まさにTVの真っ最中。
「UT君、来れたの〜!?」という担任の歓待ぶりに見向きもせず、
画面をまっすぐに見つめたまま、暗い教室へ消えていきました(笑)

TV大好きなんだよね〜・・・うちで見せてないもんだから(汗)
しかもこの「ガンゴちゃん」とそのあとの自然の番組、うちにいたって本当は観られるはず・・・。
わたしが子どものときは、学校を休んだら、延々とTVを観ていたっけ・・・(UTには内緒ね!)



この日は、娘 MEIの、ベビースイミング最終日でもありました。
水の中のMEI は、すっごいおおはしゃぎ。
いっしょにいるわたしも、楽しかった〜〜〜〜〜!!
来週からは、母と離れて、幼稚園のお兄ちゃんお姉ちゃんたちのクラスへ。
楽しめるようになるといいな。



プールからあがると、まずは携帯を確認。
万一、「UT君、具合悪くなったのでお迎えを」とか連絡入ってたら・・・という心配を払拭でき、
ゆっくりと身支度を整えました。

そして、ちょうど学校が終わる時間に近かったので、
せっかくなので車でUTのお迎えへ。

「まだ体力が万全じゃなかったし、寒がってたし、雨降りだし・・・
生き物禁止で、休み時間も手持ち無沙汰でしょげてるかもしれないし、
それに、虫かご、いくつも持ってかえるので大荷物かもしれないし・・・」と
しばらく待っていると、校門から、傘の「群れ」が、ゾロゾロ、ゾロゾロ・・・。

だ〜〜〜いぶん経って、出てきたUTは、目立ってました。
わたしの心配をよそに、ひときわ大きく傘をふりまわしながら、
お友達とギャハギャハ暴れてる・・・!?

そのあまりの元気ぶり・楽しそうな様子に、
「お迎えはナシにして、このまま去ろうか・・・」とも思いましたが、
わたしの目の前に来る頃には、お友達の姿も消えていたので
UTを呼び止め、連れて帰りました。



そこから夕方まで、UTの体調や学校での様子、飼育係のことを聞きたいのですが、
何を聞いても、気のない返事(いつものこと)。

「虫かご、持って帰らなかったの?」と話をふってみても
「うん?もう家にあるじゃん」と一言答えるだけ。

いつもこんな調子なもんで、学校での様子って、さっぱり分からないのよね・・・。

今日のところは、体力もないし、
飼育の話では何のアクションも起こさなかったのかな。



そう思って夕飯の片づけをしている最中、
同じクラスのお友達ママから、衝撃のメールが届きました!!


つづく

つづきです。


そのあとしばらくして、
体調が戻ったUTには宿題をさせておいて、
わたしは下の娘と買い物に出ました。

その帰りに、同級生Gくんのママに遭遇。

「UTくん、休んでるんだって?」

「うん。そうなの。
ねえ、生き物禁止になった、って聞いたんだけど・・・」


「そうなんだってね。Gが言ってたよ。
先生がみんなに、『UTくんが、がっかりすると思いますよ』って言ってたって。」



やはり先生も、UTにとっての「飼育係の仕事」の大きさは、認識してくださっているようです。



う〜〜〜ん・・・
何とかならないものかなぁ?



夕飯の席で、すっかり食欲が戻って、どんどんお代わりしてくれるUTの姿を
頼もしく感じながら、ずっと考えていました。

そして食事がひと段落したころに、切り出してみました。



「UTもさ〜、今はしっかり生き物のお世話ができるようになったけど、
その前には失敗もあったでしょ?

カブくんに餌やり忘れてしなせちゃったりとか、
その前の年には幼虫のときに水をいれすぎて窒息させちゃったりとか。

生き物を死なせちゃったのは、かわいそうだったけどさ・・・
そういう経験をすることで、
『どうやってお世話したら、元気でいてくれるか?』とか
『どんなふうにしたら、死んじゃうのか?』っていうのが、分かるんだよね。

そこから、ちゃんと真剣に生き物の環境のことを考えられるようになって、
『大事にする』ってどういうことか分かってきて、
飼ってる生き物に『責任をもつ』っていうことができるようになってくるんだよね。」




実は以前、UTが「アリを見つけては、踏む」という行動を続けていたことがありました。
妹が生まれてしばらくのことで、妹に対する敵意も強かったです。
「UTの気持ちを満たしてやれていない」と悩んだわたしは、幼稚園の園長室へ相談へいき、
こんなお話を伺いました。

「自然は、おおらかです。
子どもたちが枝を折ったぐらいで樹木は枯れないし、
どんだけ虫を捕まえたとしても、絶滅はしません。
そういった自由を包含して、自然は営みを維持できるようになっています。

今のUTくんには、アリをつぶすのは、年相応の行動です。
これが、中学生になっても、必死でつぶしてたらおかしいですが、
今は、こうやって自分で世界を確かめている段階です。

こうして自分で自然を確かめないままに大人になった人が、
出てはいけない『一線』が分からないままに、力をもって、
物事を一面からしかみずに、自然を破壊してしまうことにつながるんです。」




UTにも、この話を紹介しました。(UTがアリを・・・というくだりは伏せてね。)



「UTに、意見をきくのは、まだ難しいかもしれないけど・・・・・。

UTは、どう思う?」




さまざまな感情がわきおこるのでしょう、
UTは涙をこらえながら、答えてくれました。


「ちゃんとお世話できないままだったら、禁止にしたらいいと思う・・・。
『先生、あきらめるの、はやすぎます』・・・」


「そうだね・・・。もっとやってみても、大事にできないようだったらね・・・。
まだ今すぐに、禁止にしないでほしいよね」


みんなまだ、学習のスタートラインに立ったところなんだよね。




先生は、どういうお考えなのでしょう・・・?

みんなに、「よく考えてみなさい」と促すために、
「当面」の禁止措置をとられたのだろうか?




「ねえ、UTは、生き物のこと、詳しいでしょう?
分からないことは、どうやって調べるかもしってるし、
お友達に教えることもできるよね?」


「・・・・・・・・・・・・。
みんなに、(ぼくが通っている)『しぜん』の案内を配って
勉強しにきてもらうっていうのはどう?」


「うん・・・。それも、いいとは思うけど・・・。
でも、み〜んなが来てくれるのは考えにくいし、そんなに入れないし・・・。

『しぜん』は『しぜん』、小学校は小学校だからね、
『しぜん』でUTが学んだことを、UTが、小学校のお友達に伝えていくことが大事だと思うな。」


「・・・・・・・・・・・。」

そこまでは、まだ、できないか・・・。そうだよね・・・。
でも、そういう意識をもって、「自分に何ができるか?」を考えはじめてくれたらいいな。
単に先生の決定に屈服するのではなくて。





食後、UTは、最近手に入れたばかりの



を開いて、見入っていました。

「これは、やっぱり、ほんと〜に、いい本だなぁ〜」


そして、

「ねえ、ママ。この本をもう1冊買って!学校に・・・」

UTの言いたいことはわかる。

お友達の啓蒙のために、本を教室に置いてもらうのも、いいだろう。

だけどその図鑑、大半の1年生には、むずかしいと思うよ・・・。

それに、まだUTには分からないだろうけど、

本を置くだけじゃ、人は、動かない。


「学校の本は、頼めば、学校で買ってくれることがあるよ。
だからまず、先生にお願いしてみたらどうかな?
それも、図書館に入れるのではなくて、UTの教室に1冊、置いてもらえるといいね」


UTの顔が、少し、希望で明るくなった!



でも、寝る前になって、こんなことも言ってました。

「虫が飼えないのは残念だけどさ〜、
でも、飼育係の仕事がなくなって、休み時間とか、楽だよね〜」




この言葉からも、UTがどれだけ頑張ってきたのかもうかがい知れます・・・。




これから、どんな展開が待っているのでしょう?

UTが、簡単に望みを捨てずに、自己主張する術を身につけていくチャンスなのかもしれないな。

先生や、お友達を「説得」とまではいかないまでも、
「気持ちや意見を伝える」ということが、できるといいね。

自然いっぱいの幼稚園で育ったUTはともかくとして、
わたしとしても、他のおともだちにも、もっともっと自然と親しんでほしいし・・・

わたしも、もっと低学年向けの「飼育と観察」のような本でも
探してみようと思います。


つづく